春の連続

into-the-sky2009-04-27


4月10日(金曜日)
 気持ちの良い朝。これで空気の透明度が高ければ、最高である。天気は、晴ればかり。黄砂は少しずつも断続的に来ているようで、車は汚い。桜の花びらが、ゆっくりと下に降りてくる。日中、風が強くなれば、雪のように沢山舞うだろう。
 夕方前までは、いろいろと種々雑多な仕事。その後は、ある業者に依頼した作業で、不完全な、というか不具合が見つかったため、来訪してもらい、現象を確認してもらった。具体的には、480だと問題ないが、1080にすると駄目になる、というもの。これだけで何の話かが解った方は、明日から、その業者の一員になっていただきたい。
 その作業とややオーバーラップするように、来年2月頃からの、大きな作業に関しての打合せ。具体的に機材の型番を提示して、やや細かい仕様をオーダーした。発注は、今年の7月頃になる見込み。同じような打合せが、これから3ヶ月間は続く。突き詰めれば、機器の中の基板1枚まで、考えて指定しなければならなくなる。すべてを確実に理解し記録しておくために、どのような作戦で行こうかを検討中。ノートに書き込むのが確実だろうが、もう少し、イマフウな要素も取り入れたいと、考えてのこと。併せて、1000万円くらいする、ある機材を分解してもらう、というか、カットしてもらう、という懸案事項についても、少々。打合せは、2時間弱で終わり。
 夜、帰宅時のタクシーからは、丸い月が見えた。昼間の光が黄色く見えるわりには、月灯りは、白くて硬くて、勢いがあるように感じられる。空気が乾燥しているせいだろうか。今夜もハーゲンダッツが夕食。最近、アイスクリームの補給が滞りがち。しかし、職場にアイスクリームの自動販売機が置かれているから、自重しなければ。まさに自重のための自重。昨日に続き、書かなきゃよかった・・・。



4月11日(土曜日)
 今朝も、昨日と同じ天候。起床した時から、すでに10℃以上ある。朝食は親の家に行ってとっているが、今日は、小学生が2人居た。甥と姪である。確か、この4月から、小学6年と5年になった筈。沢山食べなさい、という僕の両親の言葉に対して、2人の食はすすまない。「いつもこんなに沢山食べない」とのこと。なんでも、甥と姪の家では、朝食がパンとジュースくらいなのだそうだ。さて、どちらが多くて、どちらが少ないのか。朝から、ご飯とみそ汁の他に、3皿くらい並ぶ、僕の両親の家が多過ぎて、甥と姪の家が少なく過ぎるのか。これでは、話は、平行線である、・・・と考えながら、朝食をとった。
 出勤して、細かい仕事をいくつか。僕は、土曜日のペースみたいなものがあって、仕事の密度を低くしている。土曜日くらいは、曜日を感じよう、という思惑からくるものなのかもしれない。

 今週から、日付の横に、曜日も書くことにした。そのほうが、後で読み返すときに、自分が解りやすくなるため。今までは、数日に一度、文頭のあたりに、曜日を突っ込んでいたが。
 この日記を書き始めて何日経ったかのかは、もうすぐには解らなくなった。ここ1年くらいで、ケータイから見にくる人が増えた。閲覧者のブラウザの記録を見ると、上位3つが、ドコモを初めとする携帯電話の各キャリアという日も、珍しくなくなった。インターネットエクスプローラが、最下位ということも多い。液晶画面の解像度が上がって、駄文長文が読みやすくなった、ということか。ちなみに僕は、ケータイで誰かのブログを見たことは一度もないし、自分のページを、見たこともない。ケータイではどのように表示されているのだろうか。今度、一度、見てみよう。
 投稿する度に、毎回見に来る人も大勢いるようで、その数は、大きく増えてもいないが、減ってもいない。日記を書く事は、ずっと続けても良いとは思いつつ、投稿するのはやめようか、としばしば考えている。けれど、投稿する人は減り続けているように散見され、そうなると、天の邪鬼な僕は、投稿し続けよう、なんて、誰のためにもならないことを、考えるのである。



4月12日(日曜日)
 昨日の朝と変わらない天候。相変わらず、雨は降らない。これだけ好天が続く4月の初めも、珍しいと思う。日記を振り返ると、今日から2週間と数日前の3月26日には、小雪が散らついていたのだ。今日の日中も、動くと汗ばむ陽気。休日。
 朝食後は、アマゾンで、ブルーレイディスク20枚セットを注文。そして、刑事コロンボを見た。第9シーズンにあたり、1990年頃に製作されたもの。比較的新しい作品で色鮮やか。しかも高精細なHDテレシネだから、昔のものと比べると、一風変わった刑事コロンボとなっている。このままの順番ですすむと、8月頃から、一挙に古い刑事コロンボへ戻ることになる。その後は掃除をして、3月26日から3日間分の日記を投稿した。4月1日以来の、久しぶりの投稿となった。日記は毎日書いているが、投稿するまでに至らない。書く事と投稿する事の順位が隣なっていないためである。まあ、こうして書くほど、たいしたことではないけれど。
 午後は、家の中の雑事をいくつか。少し気温が下がった夕方には、散歩に出た。やや、久しぶりの都立桜ヶ丘公園へ。自宅に最も近いゲートへは歩いて10分程。入ってからは、公園内を縦断して、聖蹟桜ヶ丘駅に近い場所まで歩き、引き返した。園内だけでも40分くらいは歩いたことになるだろう。桜は、遅咲きものを残して半分以上は散っているが、随分と沢山の人が来ていた。書くまでもなく、どこを観ても新しい鮮やかな緑がある。ちなみに、自宅から都立公園までの間にも、やや大きな公園が2つあり、それらは遊歩道で結ばれているので、自宅を出てすぐに公園の中をずっと歩くようなことになる。 こういう話をすると、羨ましがられることも稀にあるけれど、夜は暗く寂しいので、女性の一人歩きはできない。自宅からは、どの方向に歩いても、民家が途切れる。高台で見晴らしが良いといっても、そもそも丘の上に家があるわけだから、一日のうちに、何度も家を出て、ということもできない。家の下方にある、歩いて5分くらいの巨大なコープに行くのにも、少々の決心が必要だ。自宅の3階から見える、小田急線も京王線も、遥か下に見える。とにかく、帰りが大変な自宅、である。
 帰宅して、掃除の続き。夕食後は、映画を2本観た。その後はジャズを聴きながら日記を書いて、就寝。