日食にモリガール (〜7/26)

7月20日(月曜日)
 比較的、乾燥している暑さ。それでも25.2℃。たまに陽射しもあるが、たまに小雨も降る、という天候。雨の蒸発も早いみたいだ。
 連休2日目。この後の期間に向けての休み貯め。朝食後は、映画を観た。アメリカのSFもの。もちろん、見始めて、初めて解ったこと。このジャンルの映画を観るとき、大抵、力学的なセンスが気になる。特に、重力の作用が弱い空間での作用反作用とか、気圧の高低差による物の動きなど。それが現実からかけ離れている場合、観るのをやめる。そのような、たとえば宇宙空間でのリアルさが、SF映画の醍醐味だと感じるからだ。アニメでもCG 混じりの実写でも、それは同じである。それらがしっかりと描写されていないのであれば、地上での、車や地下鉄が勢い良く横転する姿を見ているほうが面白い。
 昼過ぎは、再び映画を1本。季節がらなのか、ホラー(ミステリーかな)映画が2本録画されていたが、そのうちの1本。まあ、10年に1作品くらいは見ても良いかな、と感じるもの。僕は、もともと、血が見られない。この作品も、所々、視界を手で塞いで見た。その後も、気分転換のために、さらに映画鑑賞。今度は、コミカルなジャンルの邦画。見終わってからは、扇風機2台を出して掃除。それらの合間をぬって、考え事をいろいろと。夕方過ぎは、両親と姉の家族との会食を2時間程度。帰宅して、今日4本目の映画を観た。夜見た週間予報では、依然として、梅雨最中の模様。


7月21日(火曜日)
 昨日より雲が厚く、空気も湿っている。たまに雨粒も落ちてくる。外の木々は、もう、雨には動じない、と思うような貫禄がある。冬に向けた余生を過ごしているのだろう。
 朝食後は、やや久しぶりの刑事コロンボ。このところの放送話は、最終期に近い作品だけあって、いろいろと志向を変えたテイストが多い。ネットで調べると、1995年の作品。僕は前の会社で仕事をしている頃だ。そう考えると、そんな最近まで製作されていたのか、と思う。けれども実は、最終話は、2003年製作である。
 昼前は、南大沢のアウトレットへ買い物。半年ぶりになる、目的を持った、真剣な買い物。結構な量を購入したけれど、あらかじめ決めていたものばかりなので、迷うことはなく30分くらいで終了。同行していた親と待ち合わせをして、一度買った物を車に置きにいったあと、スターバックスで軽い昼食。日本に登場して間もない2年間くらいは、毎日のようにスターバックスに通っていたが、最近では、数ヶ月に一度くらいしか行かない。飽きたわけではなく、自宅用にコーヒーメーカーを買って回数が減り、エスプレッソマシーンを買って、さらに店に行かなくなった。意外にも費用対効果を気にする人間らしい。ドライブがでら、少し遠回りをして夕方前に帰宅。
 夕食後は、再び映画。その後は、ネットでHelloluluの製品をいろいろと。比較的好みのデザインだが、品数も出回っている量もあまり多くないのが残念。



7月22日(水曜日)
 定常的な仕事がない日だったが、暇でもない一日。他の部署からCFの手直しを依頼され、担当する人へお願いしました。「明日くらいまでに」と言っていたのですが、仕事が速い。1時間くらいで完成して、グループ内の他の事務所にマスターを届けました。ちょうど良いタイミングで、職場が関係しているアニメの試写会に参加。30分くらいで帰るつもりで、一番後ろで立って観ていたのですが、これが予想以上に面白い作品で、結局、同じ場所に立ったまま、最後まで観てしまいました(笑)。それほど目新しいテイストでも内容でもないですが、なかなか秀逸でした。それが夜8時頃に終わり、上の事務所にいるI氏とK氏と、急遽会合へ。2次会の新宿にある中華料理店にも。辛くて美味しい。
日食も、曇り空から少し。ちょうど、雲がNDの役目をしていて、見やすかったです。
 さて、今日からまた口調を変えて・・・。



7月23日(木曜日)
 仕事に関係することで、最近「モリガール」なんていう言葉を聞きました。知らなかった。言葉自体を聞いたこともなし。若い人に聞いたら、「森が似合いそうな女性」とのことだそうで、しかしそう言われても意味不明(笑)。 じゃあ、林は駄目なのか、とか、草原は駄目?芝は?なんて考えたらきっと、オジサンなのでしょうか。同じように「山が似合う・・」なんて言われると、登山靴にデイパックかな。「樹海が似合う・・」なんて言うと、かなりダークでしょう。「沼が似合う・・」といえば、ホラー的感覚も。「宇宙が似合う・・」なんて言うと、ちょっと馬鹿にしているような感覚になるな〜。「地球に似合う・・」だと、どことなくシュール。「ドンキ(お店ね)が似合いそうな・・」というのが、個人的にはオススメなんだけど。具体的にどんなファッションなのかは、依然として不明であります。
 仕事は、準備の準備の準備みたいな内容。来年2月プロジェクト(勝手に命名)も、同時に進行中。目標、2.5億円に近づきつつあって、順調。


7月24日(金曜日)
 電車の中で、携帯電話の使い方に関して、親が子供に怒っている姿を見かけました。外で子供に怒っている親の姿を見ると、安心してしまう人って結構沢山居るものと想像されます。昔に比べれば・・とか最近の世の中は・・とは言いたくない人間ですけれど、確かに、子供を叱る親の姿は、減っている傾向にあるみたい。全校集会時の校長が、生徒に「並んでくれてありがとう」なんて言ってしまう時代であります(しみじみ)。
 しかし、「子供に携帯電話を持たせるべきではない」「学校持ち込み禁止」なんて、どこかの知事が言ったりしていますね。たとえば拳銃のように法律によって明確に所持が禁止されているものでなければ、ハサミとかカッターのようにごく単純な道具の1つに過ぎません。危険だから、という理由であれば、文房具店から、姿を消すものは多いでしょう。要するに、正しい使い方を大人が教えてあげれば良いことなのです。大人は良いけれど子供は駄目、という理由は、特に今の子供達には通用しないでしょう。しかも、使用制限の設定すれば危険は回避できますし、居所が解るというもの凄く便利な機能もあるわけですしね。問題点は、そうではない部分に、具体的かつ身近に、そして明確に存在しているのです。今時になっても迷惑メールが沢山来る、なんてお嘆きのお父様お母様が、「こんな不健全なものは駄目だ」という発想になるのではないか、と想像しますが、違いますか。


7月25日(土曜日)
 今日明日は、営業的な仕事。これが多いというのが、今年の夏の特徴です。
仕事の関係で、メールの環境について、いろいろと模索中。一応、職場PCへのメールは、外でも自宅でも見られるような環境にはなっているのですが、どうも、利便性と即応性に関しては、不完全なのです。職場のサーバーがハングすると、メールもwebも一挙に見られなくなる、というのは、フェイルセーフは働いていないしね。日頃持ち歩いている携帯(iPhone)で簡単に見られるというのが理想なのですが、業務用のメールアドレスを個人的なものに変更する、というのもいかがなものか、と思うし・・・。Gmailが最有力候補なのですが、相手もGmailかPC環境がないと、その利便性も半減くらいにはなってしまうのかな、などと考えたり。職場全体がGmailに移行してくれるのが理想なのですが。しかし、iPhoneも、メール受信は、厳粛な中で行われる(携帯ほど教えてくれないの意)しな・・・。この辺りは、日本とアメリカの文化の違いでしょうか。メールに依存し過ぎないというか、気がつかなきゃそれまで、みたいなね。メールを受けられないと困るという環境を、携帯電話は持たないのでしょう。
 そういえば、MacMailは、グリーティングカードのメール機能が充実していて、3クリックで画像付きの簡単に華やかなメールが作成できます。日本では、グリーティングカード・・つまりhtml形式での送信は非常識みたいな慣習がありますね。これ、結構、日本独自の考え方で、アメリカは半分以上がhtml形式での送受信なのです。web先進国の韓国は、8割以上。サイズが大きくなるとかウイルス感染の可能性が高まる、なんて言われているわけですが、けれども、ブロードバンドがこれだけ普及していて、大勢がネットで動画を見る時代になっているのに、その理由も適当ではないでしょう。何だか、自称「ネット専門家」達が、勝手に言い合わせているだけのような気も。うーん、どうでしょうか。


7月26日(日曜日)
 出勤の日曜日です。最近では珍しく雨でない朝。6時頃にベッドを出て、いつもの支度。たまに思うことですが、この朝の支度って、もう少しコンピューターというかITというか、近代的な道具が入り込む余地がありますね。技術的には可能なのにそのような環境になっていない、という意味ですけれど。たとえば、2分おきに時間を読み上げてくれるとか、今日の予定を教えてくれるとか、電車の遅延状況を教えてくれるとか、今日の洋服とか、洗濯物の量とか、「この洗剤が少なくなっています」とか「冷蔵庫にハーゲンダッツが入っていません」とかね。こちらからアクションを起こさないと情報がもたらされないというのは、今の時代の道具としては未成熟だと思います。まあ、あと数年もすれば、そうなっていくと推測されますが。そんなことを考えながらの電車中です。