壁と緑化・窓と飲食店〜!

into-the-sky2006-02-25

外構工事真っ盛りのフレスポ若葉台ですが、真新しい壁面の所々にアンカーが打ち込まれ始めました。しかもその量は一部に留まらずかなり広範囲に渡っていたんですね。塗装も終わり、こんなに大規模に壁に何を施工するのかと思って見ていたら、先週からは金属ネットが取り付けられています。最初はあれ?と首を傾げていたのですが、公共団体などが推奨している壁面緑化の話題を思い出したのです。
恐らくこのネットは、壁面緑化のための補助材だと思われます。若干聞きなれない“壁面緑化”・・・よく建物などの外壁に“ツタ”などが覆っているアレですね。何と言っても有名なのが、阪神甲子園球場の外壁。
昔から、家主の思惑とは別に、あっと言う間にツタに覆われ壁を占領されてしまった一軒家などをよく見ていたんですが、最近はそれとは違い積極的に壁面緑化が取り組まれています。都内など各地で進められているは屋上緑化と同様、断熱材と同じ程度の断熱効果が得られたり、紫外線による建築物の劣化にも効果があるからなんですね。
壁面緑化は手段や方法が何通りかあるのですが、一般的なのが外構にツル性植物のプラントを設け、そこから壁沿上方にツル性植物自体が自立登はんしていく方法です。フレスポ若葉台も予想するに、恐らくこの方法での壁面緑化を計画しているものと思われます。
無機質なALCボードのみとは見た目も印象も大きく変える効果も当然あるでしょう。駅前の商業施設が緑と自然の外壁を有するなんて、そうないレアな光景ですから、若葉台らしさみたいなものが表現できるそんな特徴的な施設になるといいですね。
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ちなみに、ロータリー側から京王電鉄相模原線若葉台駅側にかけては、入口にフォレストコーヒー、順に奥に向かってポポラマーマ半田屋と飲食店が並ぶようですね。壁ばかりが目立つ当該施設ですが、それら飲食店には窓が設けられています。
昼間の静けさ、夜になるとひっそりと輝く街灯。どことなく暗く淋しい印象が強かった駅のホームからの光景。
仕事帰りの一人の食らい、家族や大事な人との暖かな団欒。そんな各々を静かに照らす柔らかな光。
そんな明かりが窓から漏れてくる日が若葉台駅に訪れます。