谷ツ公園は山を越えて〜〜

into-the-sky2006-02-23

(前回より・・・)森の中の小道といった自然散策路が続いています。位置的には、はるひ野駅ホームの北東側に接する小高い森の中ですね。造成して遊歩道その周囲に植林ではなく、従来の地形や環境をそのまま、小道を通すために整理したという感じ。新しい公園とはとても思えない光景が広がっているはずです。
その森の頂を過ぎると階段で下り、黒川谷ツ公園へ降りられる構造になっているものを思われます。丁度京王電鉄相模原線小田急電鉄多摩線に囲まれた三角形に近いところですね。暫くの間、荒れ果てた湿地のような状態になっていましたが、傍らから見ると、当該部分すっかり再整備されています。通路にあたる部分にはアスファルトが敷かれていますが、それ以外の部分は従来の地形を残したやはり低湿地公園となっている様子。沼地があったり田んぼのようなものが残されていたり、その中を歩けるような木を渡した散策路があったりと、とにもかくにも“自然”。これを意識した整備になっているようです。
そして、それで行き止まりでなく、どうやら黒川谷ツ公園をさらに両鉄道線永山駅方向に続いている様子。両鉄道線が挟まれた森を登るようにあるその小道はやはり地形をそのままに残した散策路。暫く登るとやがて、はるひ野周回道路に接し、そこで黒川谷ツ公園は終わる模様。確かに多摩よこやまの道側から見ると、本日の写真と同様な光景となっていて、黒川谷ツ公園と書かれた石柱や柵が設けられいます。
2/20現在、付近はまだ立ち入り禁止の工事中ですし、上記は予想が多分に含まれますが、工事計画と照らし合わせながら、周囲から見たり地図や航空写真で追っていくと、恐らくこのようになるものと思われます。
駅前というだけで高付加価値。大抵の場合は駅の隣接地は造成され、大小に関わらず商業施設や住宅用地として分譲されることになりますから、改札を出て一分と経たないそこに、自然優先のため街灯も設けられない自然公園が広がっている駅は、首都圏私鉄沿線では殆どないでしょう。
開園を楽しみに待ちたいですね〜〜