自然と共存する駅!

into-the-sky2004-12-12

昨日開業した小田急電鉄多摩線はるひ野駅。皆様はこの二日間で実際にご覧になったでしょうか。
私が昨日駅に行きホームに立ち思ったこと。それは「自然」でした。特徴の一つとして、上りホーム小田急永山寄りに接する“緑”です。そして似た雰囲気の駅で思い浮かべるのは、かつての“お召し列車”の出発着駅としても利用されていたJR東日本の山手線『原宿駅』です。はるひ野駅の様な二面二線の相対構造でなく島式のホームですが、そこでホームに立ち目に入るのは何と言っても明治神宮の自然と木々です。はるひ野駅は緑に近いと言えばむしろそれ以上。また一部透明なパネルで作られたホーム屋根上の落葉を、下から見上げることができるのです。
そして駅舎上には風力発電の風車が回り、半透明の壁面からは日差しが燦々と輝き通り・・・。何か、時のゆっくりとした流れを感じるのは私だけでしょうか。
駅舎北東(北口)側の緑は、極一部を除いて計画公園予定地ですし、分譲画地も大規模な商業施設用地はありませんから、自然と融合しているとも言える今の状況は、半永久的に維持され残される筈ですね。
京王電鉄相模原線若葉台駅やその周辺もそれなりに景観が良く落ち着いた雰囲気のおしゃれなものですが、はるひ野駅の自然に包容された環境も、素敵に感じました。