祝!開業〜

into-the-sky2004-12-11

小田急電鉄多摩線小田急永山駅から黒川駅間に今日、『はるひ野駅』が開業しました。1990年3月の小田急多摩線唐木田駅以来の14年ぶりの新駅となり小田急電鉄全線の駅数は70となったようです。
写真は数十枚撮ったのですが、一番“らしさ”を表現しているのではないかと自己満足してこれにしました。一見何気ない普通の駅舎の様ですが、線路盤から跨線橋までの、しかもこれだけ広面積での吹き抜け構造は珍しく私自身は初見でした。通常だと、ホーム構造とは独立してホームの屋根の上に跨線通路の構造体を上載するような言わば“国鉄規格”の様な駅舎が普通でしたよね。しかも昨今用地買収や環境の面から高架や地下・掘割構造の鉄道線や駅舎が多いですから、はるひ野駅のような、しかも斬新な構造の新駅は珍しいですね。計画中の新線も地平構造は少ないですから、かなり貴重な存在であるとも言えるでしょう。
私は午前中と午後通りがかったのですが、午前中は記念グッズの販売を求める方で長い行列が出来ていました。一時は南口駅前広場用地を一周する以上に伸びていたそうです。また、係りの方に伺ったところ、始電の初乗りや写真撮影の方も含め昨夜・早朝から沢山の愛好家の方が心待ちにしていたとの事でした。午後はひと段落し、私も路線マグカップを購入してきました。路線図の実物のデザインですから、リアルで実用性も高いですね〜笑
駅前広場や駅舎設備についても係りの方に伺ったところ、広場に関しては現在は暫定の状態で、新年度を目標に引続き建築作業が続くとの事。駅舎について運行や安全に支障をきたさない部分にはまだ未完成の箇所があるとの事でした。