建設への道筋!

into-the-sky2004-11-29

昨年から動き出している『若葉台 新文化センター(仮称)』ですが、PFI(Private Finance Initiative:プライベートファイナンスイニシアティブ)の事業手法の導入やその決定で加速し始めました。今回のPFI事業者は“八千代エンジニヤリング株式会社”です。この会社はいわゆる建設コンサルタントで、事業計画の各調査などの下準備から、施工管理までを担当するプロジェクトの総元締め的な業務を行っているようです。
従来、公共性の高い施設の建設計画立案や施工管理は、各公共団体(国を含む)等の主導の元で半官半民的な各法人団体が進行、その後施工者などを民間に委託する形が多かったですよね。しかし、昨今、政府も推進しているPFI事業として、事業スタート時点から民間業者に完全委託することで、事業費のコスト削減やより地域に密着した質の良い事業を展開する事例が増えてきました。
当該会社は本年11月末に契約を結び平成16年度末までに基本計画作成・管理を請け負う事になっているそうです。
その後、さらに具体的な基本計画が決定され完成に向けた日程が発表され進捗していくものと思われます。
ちなみに周知だとは思いますが、計画地は現在暫定施設として京王電鉄相模原線若葉台駅北側に既存の街づくり館とその付近(東京都稲城市若葉台二丁目五番)の約3000平方メートルの敷地です。
計画では、図書館・公民館施設(教育・福祉に関する)の機能に加えて、市役所出張所・ホール・レストランなども想定しているとの事です。