スケルトンデザイン!!

into-the-sky2004-11-05

小田急電鉄多摩線に本年12月11日に新設開業する“はるひ野駅”。ホームの屋根も取り付けられ、かなり遠くからも駅であることは一目瞭然となってきました。駅舎も外装はほとんど終わり、エレベーターやエスカレーターなどの付帯設備の構築中です。
前回で紹介したように風力太陽光発電システムを導入する他、時代を意識してバリアフリーにはかなり力を入れているようで、上記の設備はもちろんの事、駅舎外から乗車するまで凹凸を極力無くし利用しやすい設計にするなど、単に設備以外にも体の不自由な方への配慮が徹底される駅となるようです。また、駅舎外壁デザインは「スケルトン」でしょうか。日中時間の照明を減らし省エネルギー化も意識。柔らかな明るみを確保するためか、乳白色の半透明パネルで覆われているようです。
ちなみに建築等総工費は約25億円。新設を申し入れた都市機構(当時、都市基盤整備公団)と小田急電鉄が負担。建設は小田急建設JV(ジョイントベンチュア)が担当しています。
同時に路線バス停車場(11/5現在、新規路線未発表)や車寄せといった駅前広場も整備され、それに隣接した区画には小規模ながら商業施設建設の計画もあるようです。
尚、この写真は諸般の事情・都合により撮影されたもので、周囲付近は工事関係者以外立入り禁止です。