着々と進行中〜(17:20加筆)

into-the-sky2004-11-03

神奈川県麻生区黒川はるひ野地区の土地区画整理事業・同分譲等事業は開業が早まった小田急電鉄多摩線はるひ野駅の整備と共に順調に進んでいます。写真は当該地区の西側にある尾根のよこやまの道から撮影したものです。
『現在のところ』、駅近接地区を除いて、合計5区画で建設準備あるいは進行しています。
一番手前の左(小田急多摩線)側の作業区画には、“はるひ野学生マンション”(仮称)が建設されています。規模は、地上4階でワンルームタイプの部屋が53戸となるようです。開業予定は平成17年3月です。小田急線・京王線共沿線には大学や専門学校が多いですからかなり需要があるのではないでしょうか。
その右のほぼ同等の面積の部分には、“黒川・梅沢マンション”(仮称)が建設されています。規模は地上5階でファミリーユースの広さを有するものが23戸入ります。平成17年4月竣工です。基礎工事の最中で、ボーリングをするための重機などが作業中ですね。5階建てでRC造ですから、関東ローム層までの強靭な基礎でしょうか。
さらにその右奥の既に鉄骨が組みあがっている場所は、“コムスンホームはるひ野二番館”で地上4階建です。すでに連光寺麻生線(鶴川街道から稲城台病院に向かっている都県道137号)近くのリーデンズスクエアはるひ野の向かい側にある同一番館と同程度のものらしいですね。平成17年6月開業の予定です。
次に線路に近接する一区画離れた奥の更地の部分には、“はるひ野メディカルヴィレッジ”(仮称)の予定地です。これはディベロッパーが病院用として建設する建物に病院のテナントを入居させる方式の小規模病院の集合体で、3棟が建設されます。平成17年秋竣工の予定です。木造2×4にサイディングボード張りの構造らしいですね。
最後に、5区画中のメインプランの大型マンション計画です。コムスンホーム建設地奥の更地の区画には、“はるひ野27街区プロジェクト”(仮称)が建設されます。黒川・梅沢マンションの約5倍を越え、リーデンズスクエアの約半分の建設面積となる比較的規模の大きいものです。地上4階地下1階で総戸数93戸。本年12月より基盤整備が開始され、平成17年11月竣工です。共同住宅に店舗も併設される予定だそうです。
各区画いずれも容積率(敷地面積に対する延べ床面積の割合)200パーセントに比べ建ぺい率(敷地面積に対する建築面積の割合)が60パーセントと低めに抑えられていますので、緑などの多いゆったりとしたデザインとなりそうですね。
はるひ野駅の近況と写真は後日記します。