昔の面影〜つづき

実はこのスロープ、写真すぐ右を行く上麻生連光寺道路の旧道跡なんです。1974年に東京都水道局連光寺給水塔が開設されるまでは、当該道路はその付近から稲城台病院方向に上り坂となり、現在のように大きくカーブすることなく、稲城台病院の脇につながる道でした。その後聖ヶ丘付近の造成工事がほぼ終わる時に西側(給水塔側)に切り崩すように線形が変更され拡幅されました。その後も公園が整備されるまで道路のアスファルトは残置されたままだったんです。その当時の道路が存在していた部分のアスファルトを取り除き、その路盤を生かす形で公園が作られたのですね。
昔の生い茂る森に囲まれた狭い一本道も、今でな見晴らし緑地として素晴らしい眺望を楽しめる憩いの場になっているわけです。