6月8日までの、定量

into-the-sky2008-06-28



6月5日
 昨日の店の料理。美味しかったです。感謝。辛いものが好きなので、感じ方の基準が韓国の方と近いのですけれど、次々と間髪いれずに食べるというわけにはいかない辛さでしたね。チヂミも最高。店長の方が、2品をサービスで出してくれました。重ねて感謝。会計は、多めに出そうなんて思っていたのですが、トンデモない。一円も出させてもらえませんでした。まさしく、会計カヤの外関わらせてくれずの、常套的3Kの典型(言うか)。先輩へのそのようなホドコしは、韓国ではごく普通の文化、というか、考え方なのですね。今度は、僕が招待して御馳走してあげなければ。終電が終わる結構早めな時間に、タクシーで帰宅。シートベルトをしめました。
 バイクのヘルメット着用義務と同じ、シートベルトは本人の安全のための義務。要するに、大きな(小さな)お世話的ルール。それを意識して考えると、じゃあ、なぜ今まで後席は対象外だったのか、路線バスにはシートベルトはなくて良いのか、となるのです。そもそも、普通の乗用車で時速160キロも出ることが許されているのも不思議なところ。そのような社会の傾向通りにならない部分が存在するのは、違う思惑とか理由などが作用しているためでありましょう。
 そういった、お世話的ルールが増えてきていて、これからも増えていくのが自然な流れ。すると、今後は、たとえばタバコを吸う本数も規制されることになるだろうし、飲酒の量や運動不足に対するルールも作られていくでしょうか。
 そのような規制を設けるのが理不尽だとは思いません。けれど、徐々に増えていくにつれて、規制と非規制の境界条件は、もっとシビアになるでしょう。まあ、つまり、この先、面倒な世の中になっていくのだろうな、という他人事軽薄的な独り言でした。
 さて、今日はいつも通りの木曜日でした。多少違う点は、先週と違って、6月5日だった、ということ。


6月6日
 今週も、とうとう、やっぱり、どういうわけか、金曜日に突入しました。この調子で進むと、明日はきっと土曜日になるでしょう。早朝までは雨が降っていて涼しかったのですが、職場につく頃には薄日が出てきて、一挙に暑く・・・。ぬるま湯の風呂の中にいるみたいで、嫌な季節。午前中は屋上にいました。仕事をサボって、独り物思いにフケていたわけではありません。午後は、夕方まで、度重なる人の来訪への対応。
 夕方には、かなりな上司と職場を早めに出て、町田駅近くの店へ。あるテレビスタジオの取締役の方、ある放送機器メーカの方など5名で、会合。その中に、撮像管カメラの初のオートセットアップ機能の設計開発に携わった人がいました。「当時は8ビットのCPUしか使うことができず、苦労した」とおっしゃっておりました。今のCCDとディジタルプロセスによるオートセットアップとは違う時代の話。推測するに、データの抽出と解析が難しく、そこには導きだされるデータや要件の定量化が必要なのです。微妙な電圧の違いや温度変化、そして地磁気の影響まで受ける撮像管とアナログプロセスの環境下で、サゾカし困難な研究と開発をされていたのでしょう。やはり、昔ほど苦労した、というのは、一般論であり、紛れもない事実なのです。
いろいろと、大変有意義な話をして、11時過ぎに帰宅。


6月7日
 休日の土曜日。7時前に起床して、朝食。その後は、テレビドラマ2本を視聴。「Around 40」と「Rookies」なのであります。珍しくタイトルを掲げておきましょうか。どちらも個人的な好みではなく、もっぱらそれ以外の理由によるもの。まあしかし、どちらも見ると面白くて、また次回も、という気になれるのです。その後は、「奥さまは魔女(1964-アメリカ)」も。テレビザンマイの半日。その後は、掃除をして、1ヶ月以上ぶりの、Macintoshのリスタート。リスタートをしなくても、特に調子が悪くなるという実感はなく、MSwordの影響なのか、動作が多少遅くなるくらい。けれど、リスタートした後は、何か、一皮剥けた、というか、洗練された、というか、メリハリが強まったような印象を持ちます。そうか、人間が風呂に入るような動作に近いのかな・・・、とか。なんか、こう、気分一新した気持ちになれますね。いずれも、半分以上が妄想なのでしょうけれど。
 改行して、まったく関連性のない話。携帯電話機の色って、どうしてクスんだ色が多いのでしょうか。そもそも、スタートが黒一色で、そのうち、シルバーメタリックが出てきて、その後はそれに少し黒を混ぜたりビンクを混ぜたり青を混ぜたり、という色がほとんど。本体の材質によって、原色が出しにくいのかな、と想像。テレビもついて、もはや、機能の増加はいらないから、少々高くでもカラフルな機種を出して欲しいなあ。あ、そうそう、そろそろ、携帯という言葉もはずせば、と思いますね。だって、携帯時計とは言わないでしょ。まあ、こうして書いているほど、実は、実に、関心ありません。
 夕方前に家を出て、3ヶ月ぶりの美容室へ。少しだけ残っていた茶色の部分は完全になくなり、10数年ぶりの、ナチュラルカラーに。元々、少し茶色なのですが・・・、白髪が目立つな・・・(秋のそよ風)。


6月8日
 曇り時々雨、という予想通り、朝から一滴も雨は降りてこず、薄日がさしています。窓を開けていると、ウグイスの声が聞こえてきて、なかなか、頭にやさしい、精神の衛生のために自然な洗剤、みたいな環境。喩えが悪いでしょう。
 コーヒーを淹れて、のんびりと考えごと。頭を切り替えて、トイレと洗面所の掃除。その後に、洗濯をして、コーヒー再度。予約録画していた、小沢征爾とサイトウキネンオーケストラのコンサートを、サラウンドで鑑賞。大画面にサラウンドシステムと、手をかけてお金をかけて、聴きたいと思う音楽を聴いても、僕の場合、それに満足するばかりか、むしろ、コンサートに足を運び、生音を聴きたくなります。つまり、多少でも、ライブに近い環境に浸ることによって、本物へ手向ける気持ちが増す、ということなのではないでしょうか(人ごと)。経済でいう、スペンディングポリシーみたいなもの(うわっ)。実は、今まで一番真剣に勉強したのは、政治経済だったりします(独白)。それでも、普通の人の1/5くらいと想像。喧騒的謙遜(うわっ)。
 昼前に散歩に出て、昼過ぎ帰宅。久しぶりに、J-POPを何曲か。どちらかというと、インストが好きですね。楽曲ばかりに聴覚が使われ、声や歌詞まで、気が回らないからでしょう。それでも、今日聴いた曲の、宇多田氏の「日曜日の朝」の詩は、面白くて、好感が持てます。自分自身との対比とか僕自身がどうの、ということでなく、表現が愉快。
 さてさて、「日曜日の夜」。嫌な事件、下品な報道を目にしましたけれど、明日にでも書きましょうか。ここの文章、短めにしないと・・・。