マジックな餃子と同窓会

into-the-sky2008-03-01

 昼間の暖かさに慣れたせいか、帰宅時の、電車内に吹き込む風が、一層冷たく感じる。家に着いた時の外の気温は、6℃もあった。一頃に比べれば、かなり暖かい。日中は、面白くない天候の晴れ。花粉は沢山飛んでいるのだろうか。

 昨日は、ほぼ一日中、ある映像作品のプリント作業。一旦、スタートさせれば特にやることはないけれど、ただずっと管視していなければならない。まあ、これも仕事ではある。DVD化して商品として売るとのこと。あるマジックショウの映像素材。マジックを見ると、何とかしてタネを知りたくなる。子供の頃は、なかなか解らなかったが、今は、大きな仕掛けほどすぐ解るようになった。
 そのショウでも全部で10個以上のマジックがあった。そのうちの1つが解らなかった。大きな羽が高速で回転するファンに、腕を通したり体を通したりするもの。ファンの上半円はカバーをして見えなくなるのに、下半円は、ファンの回転がそのまま見えている。物理的にファンは止まっているのが明確で、下の部分は、回転しているように見せているだけだ。これは、当然。問題なのは、どうやって回転しているように見せているのか、ということ。プリントを終えた後、それが撮影されている部分をコマ送りで見た。解った。予想はできなかったけれど、そう複雑な仕掛けではなかった。
 これに関して、もう1つ解った大事なことがあった。仕掛けが解ったこの部分の映像は、作品として、恐らく使うことはできないだろう、ということである。

 餃子のニュースが、依然として続いている。中国に期待通りの対応を求めるのは無謀だろう。中国の人道的な処置とは、日本に向けてではなく、主に国内に対して行われているのが明確だからだ。断っておくが、それが良いとか悪いとか、を言っているのではない。国益に即した行動をとっているだけの話である。すなわち、それが国対というものだ。オリンピックのボイコットを宣言するような力んだ国策で応えない限り、意味はないだろう。そもそも、嫌だったら買わなければ良いし、価格が上がっても、国産のものだけを食すれば良いのでは。まあ、それでも、偽装問題があったりして、完全に信用することなんて、不可能に近いわけではあるが。いつでも、どの国でも起こりうるとしたら、それへの対応も普遍的ではなく、目くじらを立てること自体に、意味を感じない。

 中学校の同窓会があるらしく、誘いを受けた。前にも書いたように、そのようなセレモニーにはほとんど関心がなくて、積極的に参加しようという気にならない。逆を言えば、積極的に不参加の姿勢を貫いている、なんていう気持ちもないけれど。ただしかし、今回は、僕個人に対して、ある人から誘いがあったので、仕事が入らなければ、今のところ参加するつもり。もしそれが実現すれば、22年ぶりに合うことになる。素直に言えば、ちょっと恐ろしいかも。ほとんど覚えていないし。あえて俗っぽいことを書けば、僕と同様、未婚の男性は、果たしているのだろうか(フォーカスアウト)。