壁の向こう側には・・?

into-the-sky2005-03-24

京王電鉄相模原線若葉台駅南口から一般都県道上麻生連光寺を跨ぐ計画の川崎市ハナミズキ線ですが、当該道路の両側では跨線橋設置に伴う橋脚部分の基礎工事がかなり大掛かりに行われています。それに対し、駅南口に隣接する広場予定地では排水等関連工事が比較的静かに行われていますね。のんびりと完成を心待ちにしていたのもつかの間、工事用の仮設壁に“(仮称)若葉台駅前熊澤ビル建築工事”の看板が掲げられていました。
写真上の二枚は工事が始まる前の二月頃に撮影した建設予定地です。左の写真は当該敷地の北東角から、左の写真は北西の角からの撮影です。ハナミズキ線の建設工事が始まる前は駐車場があったのですね。今となってはそんな事もすっかり忘れていて、過去の写真を見て思い出したぐらいです。
敷地は比較的状規模なもので、ハナミズキ線・南口駅前広場西側に接し、斜線上の画地になっているんですね。ハナミズキ線の計画図を見た時から、立地条件から考えて将来店舗付き賃貸マンションでも建設されるのではないか?と思っていたら、意外に早い建設計画で少々驚きでした。しかし、駅前広場の構造から考えると確かにそれが完成する前に施工しておく方が工期もコストも軽減出来そうですから、施主の立場から考えると当然なのかも知れません。ちなみに下の二枚の写真は、先週の当該地を若葉台駅のホームより撮影したもので、左写真内右のマンションの下に建設現場が暗く見えています。右の写真は建設現場を垂直方向から撮影したものです。
ところで、この熊澤ビルですが、神奈川県横浜市に本拠を置く“熊澤ビル株式会社”の新築物件であると思われます。(以下は、現時点での憶測とさせていただきます。)横浜市の他にも東京都調布市にも所有ビルがあるそうです。実はこの調布にある熊澤ビルは京王不動産の管理物件になっているんですね。専ら自社物件を管理しているそうですが、他の会社・団体の所有する物件として仙川駅前ビルと熊澤ビルも管理物件になっています。さらに仙川駅ビルには京王ストアがテナントとして入っているとの事。京王不動産の管理物件になっていたり関連会社のテナントが入っていたり、また、建設会社は京王建設であったりと、素人の傍観者から見るとお互いに関連があるようにも見えます。
傍観者の勝手な推測ですから適当に見流していただきたいのですが、まあ、恐らく何らかの店舗が併設される予定かと思われますので、密かな楽しみにしたいと思います。