師走に入りようやく・・・!?

into-the-sky2004-12-01

暦の冬を迎えても全くそれらしくなかった気温も、東京都多摩市聖ヶ丘稲城市若葉台地区では、昨夜あたりからようやく冬らしい寒さに近づきました。大陸の高気圧の南東方向への押し出しがやや強まり、北海道の北止まりだった寒気も北日本の南部まで下りてきました。東京都多摩市聖ヶ丘の私設温度計は今朝は5.2℃まで下がり、この冬一番の寒い朝を迎えました。しかしながら、これも一過性のもので、高層の気流は日本の上空でもう蛇行が始まっていますから、移動性高気圧が通過し天気も下り坂。寒気も抜けますからまた暖かくなりますね。
昨年は12月にこの付近、積雪がありました。関東平野部の降雪と気温偏差と気圧配置は微妙な関係ですから一概には言えませんが、暖冬傾向は恐らく間違えないでしょう。
写真は先週の京王電鉄相模原線若葉台駅付近を撮影したものですが、一見冬型特性の筋状雲にも見えるものの噴出しの出元は南西方向からです。つまり上空の大気はまだまだ秋本番中のそれに近い様ですから、今の周期から考えると今よりもさらに冬本番に近づくのは、まだ二週間程度かかるのではないでしょうかね〜。