ロケだけでなくスタジオ撮影も近くで・・!

MSC-M2SUB

東京都稲城市若葉台というと、最近は落ち着いているものの街開きしてから各ドラマのロケーション製作が俊敏に行われていますね。最近で有名なのはフジテレビジョン白い巨塔」中のガンセンター用地として撮影されていました。それよりも前に大掛かりにロケをしていたのが、東京放送(TBSテレビジョン)前々作の「サラリーマン金太郎」で主人公金太郎の住まいとその周辺、またサラリーマン金太郎最新作では、神奈川県川崎市麻生区黒川のはるひ野造成地で戦いのシーンのロケもしていました。これらテレビ番組等の製作は、実はロケーションだけでなく、スタジオでの撮影も稲城市若葉台から比較的近い場所で行われています。しかもその撮影スタジオは一つではなく多数存在します。
一番近いのは、神奈川県多摩区菅仙谷にある“日本テレビ放送網株式会社生田スタジオ”です。ここにはテレビスタジオが生田1から生田3までの3つ存在します。主にドラマの製作に使用されている他、「踊る!さんま御殿」などの一部公開番組なども収録されています。住所表記だと近い印象を受けませんがよみうりランドに近接していて、京王相模原線京王稲田堤駅付近から丘の上にスタジオ舎を見ることが出来ます。
二番目は神奈川県横浜市青葉区緑山にある有名な“株式会社緑山スタジオ・シティ(MSC)”。M1からM5までの5つのスタジオが存在。ドラマ用スタジオ群と言っても良いほど、ドラマ製作のための設備が充実していて、「渡る世間は鬼ばかり」「サラリーマン金太郎」「3年B組金八先生」などの他に、他局の番組製作も行われています。また川向こうの調布市には、一部のテレビ番組やCM・映画の撮影に使用されている角川大映撮影所や日活撮影所もあります。加えて二年前までよみうりテレビが運営していた京王相模原線堀之内駅付近に“よみうりテレビ多摩スタジオ”もありました。
都心ではなく比較的郊外にこのような撮影スタジオを設ける背景というか理由はいくつかあるのでしょうが、それには、静かな場所で落ち着いて製作できるという点も含まれているのだろうと思います。いずれにしても適した環境であることは間違いないんですね。
・・・・・・・・・・写真はMSC-M2SUBです。・・・・・・・・・・