ちょっと離れた川崎市

最近、改めて地図を眺めていたら東京都多摩市や同稲城市若葉台地区から程近い、神奈川県川崎市麻生区飛地があることに気が付きました。その場所は小田急鶴川駅の東側の一部と南側一帯に位置。イルミネーションで有名な東京都町田市の三輪緑山住宅の北西方面です。この地域は神奈川県横浜市青葉区に接する南部を除いて周囲が東京都町田市に隣接しています。住所表記は神奈川県川崎市麻生区岡上(おかがみ)地区です。
その理由は調べてみると明治時代にさかのぼります。当該地区は、元来地形の影響や当時の人家の分布状況もあり、当時から村として存在していた柿生地区との関係が深かったとの事。昭和に入り川崎市制が誕生した際に、柿生が属する川崎市編入し、隣接の横浜市を選択しなかったため、飛地となったようです。
移動手段が発達し高度情報化社会としてもインフラストラクチュアが整っている今日、飛地というのは単に行政区分や住所表記の違いでしかないのでしょう。
ちなみに・・、私が以前住んでいたことがある某市の某地区は、飛地ではなかったのですが周囲が自然あふれる田畑や森に囲まれていて・・、物理的“陸の孤島”状態でしたが〜・・・・・・。