30年をMacintoshに放り込み

into-the-sky2008-02-17

 朝も冷え込んだし、日中も雲が多くて、昨日より寒い。大抵、北極からの寒気は、蓄積期と放出期があって、それが繰り返される。周期によって、寒い日が続いたり比較的暖かい日が続いたりする。あくまでも印象の話ではあるが、年が明けてから、ずっと放出が続いているようだ。平面的に捉えると、放出続けているということは、補給源にある寒気はもう残り少ないのではないか。と思えるし、じゃあ、いつもよりも北極は暖かいのかとも、南半球は大変な暑さになっているのかとも、考えたりする。

 研究紀要の校正は終了。誤字はほとんどなかったけれど、流して読んだ場合、逆の意味に解釈されるような表現もあって、それをもう少し解りやすいように修正した。たとえば、1つのテーマについて、書いた当時に思っていたことと、今との温度差みたいなものがあって、随分強く書いているなと思うところや、今よりも、定まっていないな、と思うところもある。常に考えていることが内容に含まれるから、極端にいえば、朝と夕方で想いの濃さが違うことだって、十分にありうるわけである。しかし、今回、その辺りは変えていない。当時の地のままにしている。ただ、審査のために提出してから、3ヶ月以上も寝かせていたことになるわけで、若干解りやすい表現を選べるようになった、ということ。まあ、元がもとだけに、熟成したわけではないけれど。

 自宅には、30年前から15年前くらいまでの間で、いろいろな音楽などを収録したオーディオテープが100本以上ある。これをすべてMacintoshiTunesに入れようという計画をずっと考えていて、今までは、一度MDに起こしてから、WMA形式で取り込み変換して、30曲くらいを入れた。けれども、とても時間がかかり、効率的でないので、いろいろと方法を考えていた。
 そんな中、昨日の散歩の途中で、駅の近くの家電大型店に寄ったら、テープデッキがついていて、USBもSDも直接差し込むことができる、いわゆるラジカセがあった。しかも、MP3も使えることもあって、Macintoshユーザーにおいては、一手間省ける機器だった。しかも、展示品のみのディスカウント商品だったので、散歩の途中の衝動買いをした。もちろん、19800円を税込みで18000円に値切った。
 今日の日曜日は、それを使って、USB経由でMacintoshへ入れる作業を繰り返していた。今日だけで、250曲をMacに放り込み、テープ12本を廃棄にすることができた。小学生低学年から聴いていた曲ではあるけれど、歌謡曲ではない。それぞれが、2分にも満たない楽曲ばかりだから、テープの本数の割に、とても手間がかかる。もう、はっきりいって、すべての楽曲を入れることができるか、購入したばかりの機器がどれくらい耐えられるか、の競争みたいなところがあるわけ。オーディオカセットテープも、経年劣化は避けられないし。
 いったい、小さいころから、どんな音楽を聴いていたのだろうか・・・。