書くなきにしもなし

into-the-sky2007-06-27

 昨日の夜も、湿度が高く、白い夜だった。特に、どこに収束するということもない、行き場を失った空気が、消極的に、周囲を包容し、静止している。誰かが、循環のスイッチを入れて作動させると、途端に体勢をなして動き始め、どこかから、幾分乾いた空気を吸い寄せてくるのだろう。けれど、ありていにいえば、地球は自転も公転しているから、それと同じスピードで動いている、ということ。むしろ、もっと激しく動いているときもあれば、もっと動いていないときもある、ともいえる。いずれにしても、大気のごく一部の浅層での、しかも、地球上のこぐ一部の、一時的なできごとである。
今朝は、少しだけ透明度があがり、黄色い光が降りている。

 昨夜は、23時前に帰宅。どこかの飲食店での会合で遅くなったのではなく、仕事だったのです。家に着いたら、まず洗濯。最近、家に居る時間が比較的少ないので、湿度が高く、もちろん、陽にもあたらないけれど、思い切って、断行。明日の着るものにも困る状況なので、必要なものは、脱衣場にあるオイルヒーターで、乾かしました。それ以外は、屋内用のドライングスタンドに掛けて、トルネードファンの風で、若干自然乾燥。こうすると、乾きも速いし、柔軟剤の素敵な香りが家中に充満して心地よいのです。あとは、観葉植物達に水をあげて、冷水ボトルに浄水を入れて・・・。夜の遅い時間に、生活感を自ら醸し出しております。でも、こういうことをする時間って、結構自分なりには充実していて、面倒に思うことも、虚しさを感じることも、ないんだよなー。実は、己への哀れみの裏返しだったりして。その後は、アイスを食べて、読書をして、就寝。と、書くと、歯磨きはしないのか、ベッドには入らないのか、みたいなことになりますが、日記に日常のすべてを記述しているわけじゃないもんねー(誰だ?)。

 この日記ブログで、日常の行動をどれくらい書いているかというと、実は、ほとんど、書いていないのです。イメージ的には1/10以下かな。もっと少ないかもしれません。だいたい、仕事のことは、ほとんど書いていないしね。この日記にそれがすべて書かれているとしたら、こんなステキな生活は、ないでしょう。言うまでもありませんが。休みの日のことは、備忘録的な意味も含めて、細かく書いているけれど、それも全部ではありません。図書館とかそこで借りた本のジャンルの記述なんかは、その最たるもの。だって、図書館の後は、パンクファッションに身を固め、ライブハウスに行っていることも考えられないこともなくはないし、女装して夜の新宿に行っていないかもしれないことも、なきにしもあらず(どっちだ)。まあ、冗談ではないような気はしませんけれど。
 基本的に、行動録ではなく、思考録なのです。それを話すのに必要な行動を、多少書いている。日ごろの観察で、思い考えることって沢山あるわけです。たわいもないことから、深く考えることまで。結論を出す、という目的ではなくて、自分の言葉に置き換える。自分の視野に取り込む、そんな動作に近いものだと、推察しています。それを、記録している、というわけ。まあ、そうは書いても言葉ほど大それたものではなく、要するに、独り言ですから。いや、細かく書けるような行動をしていないからだ、とは、考えないようにしておきましょう(しんみり)。

 実は、職場では、新たにもう一つの、あるプロジェクトが発足しようとしていて、そのメンバーに、僕が入るみたい。数年前から構想され始めていたことが、ここ数年の間に、実現を迎えることになりそうです。まだ、書けません(潜行)。もう少ししたら、この駄文を見ている人の中で、解る人には解るような暗号を英語化して、そのスペリングを一文字ずつシャッフルして、記しておくことに、しません・・・(またか)。