7年間の1年生〜!??

into-the-sky2005-05-07

id:into-the-sky:20041116でも掲載しましたが、東京都稲城市若葉台地区の街開き前を見ていた時、地区のほぼ全体は一般者の進入禁止になっていたんです。その時は京王電鉄相模原線若葉台駅から見る駅の北側周辺と、都道上麻生連光寺線沿いの丘の上から眺め見るおしゃれな茶色の建築物が見えるだけでした。しばらくしてから、それが小学校・中学校である事を知った時は、その目を疑う程驚いたものでした。
今までの学校舎のイメージとそれが、あまりにも掛け離れていたからです。
私が小学生時代の昭和50年代前半は宅地開発といわゆるベビーブームとの関係で、どこの学校でも教室不足。首都圏を中心にプレハブ構造の仮設校舎での授業も少なくなかったんですね。私の通っていた小学校はプレハブではなかったのですが、やはり教室は足らず、理科室や保健室まで一時普通教室として使用されていたのを記憶しています。その時代を前後してそれ以降に開設された学校舎は、学校敷地にやや偏らせて校舎を建設して、かつ、増築が容易な構造を持つものが増えていきました。その後、ベビーブームは去ったものの、周辺の開発の規模や進捗によって教室が足らなくなる学校は今も尚、数多く存在するようですね。
一方では、成熟した地区内では生徒不足で統廃合される学校もやはり数多く存在しているわけです。
若葉台地区は前者の方。様々な状況下で模索され小学校自体の増設が変更された中、昨今では若葉台小学校の教室不足が懸念されてきました。そして、今、二回目の増築計画がスタートしようとしています。
今回増築される部分は、写真では中央下側に見える部分で、既存の若葉台小学校敷地南西側にほぼ隣接する“若葉台小西交差点”に接している三角形に近い形状の画地です。敷地は3480平方メートル、都市再生機構が所有する画地を借用して建設されるようです。今のところおよそ7年程度の暫定利用を予定していて、鉄筋コンクリート造で築造された前回の増築とは異なり、軽量鉄骨造となるとのこと。外観などの色調は、現存のものに合わせされるようです。増築棟の内容は、冷暖房完備の二階建てで、普通教室の他、多目的室や職員室・保健室やエレベーター等の設備に加え、敷地内にグラウンドも設置される計画なんですね。仮設的増築棟とは言え、地方の過疎地域の学校よりもむしろ充実した設備と言えるのではないでしょうか。(失礼な発言でしたらすみません)
既に事業自体は進行していて、着工に向けた準備が行われているようです。来月には本格的な工事が開始され、来年の平成18年2月に竣工予定。来年度から、一年生専用棟として使用が開始される予定なっています。
昔と比べても仕方ないのですが、周囲の環境も鑑みて若葉台小学校や稲城第六中学校を見ると、私の時代からは夢の様。もう一回、小学校から通い直したい感じですね。
そうすれば、今の私よりも、きっともっとすばらしい、・・年後になっていることは、間違いなさそうな・・・笑!