はるひ野を吹き抜ける〜〜  

into-the-sky2005-03-09

小田急電鉄多摩線はるひ野駅近くを散歩していたところ、突然見慣れない電車が新百合ヶ丘方面からやってきました。とりあえず珍しいので写真を撮っておこうと慌ててシャッターを切ったのでした。小田急電鉄に新型ロマンスカーが登場したことは淡々と知っていたのですが、写真のそれが該当のロマンスカーである事は帰宅し調べた後にようやく解ったのです。
名称は“小田急電鉄50000形電車”で通称ロマンスカーと言われるもので、更にVSE(Vault Super Express:ヴォールト スーパー エクスプレス)との愛称名も付けられているようです。
私はロマンスカーと言うとキツネの様な切れ長な目をした昭和38年登場の小田急電鉄3100形の印象が強烈に残っているんですよね。・・と言っても実は私は生まれてから今までロマンスカーは二回しか利用したことないんです。一回目は確か小学2年生の頃。先頭車が展望デザインのその3100形に乗り心弾ませたものでした。当時としては画期的なデザインはかなりの人気だったような記憶さえあります。その後の人生二回目のロマンスカー体験は二年前。小田急電鉄のいわゆる特急型車両は何タイプかあるらしいのですが、私が乗ったのは展望設備が無い何だか普通のタイプ。車体色も地味な印象で特にロマンスカーらしさと言うものは実感できませんでした。一回目と二回目の具体的経過年は残念な事に?お教えできないのですが、幼かった昔の、あの華やかな秀麗な印象のそれとは随分と異なりやや残念な気持ちになりました。
それが、この50000形。3100形のよみがえりを感じました。小田急電鉄のwebサイトを見ると実際様々なタイプのロマンスカーが存在する事に驚かされたのですが、私個人の勝手な印象としては、風を切り分けながら駆け抜けるような50000形こそが“ロマンスカー二代目”との感が強いです。
今回はるひ野駅で見かけたのは、本年3月19日の営業運転開始前の試運転の様子なんですね。当該のロマンスカー多摩線での営業運転はないのでしょうか?解らないんですがもしそうだとすると、私が撮影したこの写真はその稚拙さも手伝って、レアなものになりそうな予感です。(笑)
そんな事を書きつつも、既にインターネット上には沢山の50000形写真があり、それも驚きなのですが、あの押し出しの強いラウンド&シャープノーズは、やはり実物目視が一番のようですよね。近いうちに同線町田駅まで乗車してこようかと・・
・・あっ、乗っても見えませんね。。。