週一本の秘路.

into-the-sky2004-10-28

若葉台循環・稲城駅行・iバスなどのバスが発着する京王相模原線若葉台駅。今年に入り土日のみの運行の聖蹟桜ヶ丘駅行きが新設され、柿生駅から稲城台病院前の路線が若葉台駅まで延長されたりと徐々に充実してきています。
そんな若葉台駅バス路線ですが、週一本のみ運行されている若葉台駅ロータリーからの路線があります。それは神奈川中央交通バス 鶴22系統 調布駅南口行きです。平日土曜日とも全く運行が無く、休日の朝6:55発の一本のみです。この路線、鶴川駅を6:32に出発、鶴川団地の中を走り真光寺を抜け若葉台駅に入ってきます。その後再び鶴川街道に戻り北上、市役所前を通り矢野口、多摩川を渡り品川通りから調布南口に到着するルートです。調布駅南口までの所要時間は若葉台駅からは約22分、鶴川駅からは約45分です。現在では鶴川駅から若葉台駅までの路線を一本だけ調布駅南口まで延長した形になっていますが、昔はそもそも調布駅南口行きが基本であって、乗降客の都合や道路渋滞の関係で路線を短縮していったのではないでしょうか。新規路線の申請は手間と時間がかかるとの事ですので廃止しないで残しているものと思われます。
特に京王相模原線小田急多摩線沿線は、それ自体の開業時期の関係からバスが唯一の移動手段であった時代からのレア路線が点々と残っているようですね。